今日は上の子が6歳の時に
読書好きになるきっかけになった2冊の絵本を紹介します。
どちらも言葉のリズムが良く、オノマトペがいっぱいで読んでいて楽しくなるような絵本です。
この記事を読んで、もし内容に興味を持って頂けたら、読み聞かせから始めてみると良いと思います。
- おすすめの絵本を探している。
- 子どもが言葉に興味を示している。
- 子どもに読書好きになってもらいたい。
最初に紹介するのは
「もこもこもこ」
はじまりは「しーん」と静か。やがて「もこ」、地面が盛り上がる。
隣に「にょき」っと新たに小さな盛り上がり。
それらはどんどん大きく膨れ上がっていき…
ページをめくるごとに新しい展開でいろんな擬音語・擬態語でいっぱい。
何だか分からないけれど
子どもが喜ぶから毎日続けて読むうちに私も楽しくなり、自己流に読み始める。
とにかく子ども達のウケがいい!
子どもはオノマトペが好きとは聞きますが、まさにこれはどハマり。
出てくる言葉は「もこ」「にょき」「ぽろり」と擬音語と擬態語のオンパレード。
何回も読むので当時6歳の上の子が内容を覚えて
下の子に読んであげるようになりました。
兄が本を読み聞かせ、妹がキャッキャッと喜ぶ姿がとっても微笑ましい〜。
実はこの絵本、私が本屋さんで見つけて買ったものではないんです。
以前、ご紹介した「童話館ぶっく倶楽部」という絵本の定期便サービスで送られてきました。
自分で選ぶことはなかったと思うので、嬉しい誤算でした。
「童話館のぶっく倶楽部」が気になった方は下記のリンクをご参照して下さい。
親と子の童話館ぶっくくらぶ
「ジャイアント・ジャム・サンド」
むんむん むしむし あつい なつ
チクチクむらに とんできた
4ひゃくまんびきの ハチの たいぐん
この冒頭の文章、私自身も暗記しています。
リズムとテンポが良く、読み聞かせをする側も読んでいて楽しくなります。
ストーリーはハチを退治するために、村人達が協力して「巨大なジャムサンド」と作るというお話。
イラストは細部まで丁寧に描き込まれています。
村の建物や住民の表情、ハチ達の動きなど、全てが生き生きと表現されています。
村人達の作業風景やジャムサンドの製作過程がとても細かく描かれているので
眺めているだけでも楽しめます。
ページごとに製作過程が変わるのですが
作業の角の方でよく見るとハチに被害を受けている村人達がいます。
パンにジャムを塗り終え空からヘリコプターが飛び回っているシーンでは、変てこなヘリコプターが混ざっていたり…。
このページになると、子ども達は毎回変てこなヘリコプターを指差して教えてくれます。
何度も読みたくなるリズム感、ぜひ一度読んでみてほしい1冊です。
ブックオフやメルカリでも売っているので中古で購入するのもいいですし、まずはお試しで図書館で借りるのもいいと思います。
どんな絵本に興味を持つかは読み聞かせてみないと分からないものですもんね。